平成23年2月 海外研修旅行『スイス現代建築を巡る旅』
日 時 | 平成23年 2月9日 ~ 2月19日 |
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場 所 | スイス(一部、フランス、ドイツ) |
参加人数 | 12名 ( 会員6、会員家族2、会員外4 ) |
今年度は、海外研修の年で、スイス(一部フランス、ドイツ)の現代建築を主に見学しました。2月ということで天候が心配でしたが、快晴の日が続き、無事行程をこなすことができました。スイスにある有名建築家の建物を中心に、10日間の旅を満喫しました。
【主な見学先】
- ル、コルビュジェ ・・・ 母の家、ロンシャン礼拝堂、ジャンヌレ邸、ファレ邸、ジャクメ邸
- ピーターズントー ・・・ 聖ベネディクト教会、テルメ・ヴァルス
- ジャン・ヌーベル ・・・ ルツェルン文化センター
- ヘルツォーク・ド・ムーロン ・・・ シグナルBOX、シャウラガー美術館
- SANAA ・・・ ローレックスラーニングセンター
完全オリジナルの行程のもと、専用バスにてスイスを駆け巡りました。自由行動も2日あり各々満喫された様子でした。スイスといえば山ですが、自由行動の際に訪れたユングフラウヨッホ(Top of Europe) はその名のとおりヨーロッパ最高峰の眺めでした。 レマン湖のほとりにある母の家も、特別に内部を見学することができ、最小限のスペースで最大限の過ごしやすさを追求されたまさに、景観をも家の中に入ってくるような究極の家でした。また、1955年竣工のロンシャン礼拝堂は360度どこからみても違う建物にみえ、内部はまさに祈りの場所。コンクリートに囲まれた緊張感のある暗闇の中に、ステンドグラスとは一味違う紫や緑に色づけされ、絵や文字まで描かれた不揃いの明り取りから温かい光が差し込んでいました。その他、昨年完成されたばかりのラーニングセンターは、写真でみるより曲線が思った以上に滑らかで、曲線美の中に、力強さを感じる建物でした。
また世界遺産に登録されているラショードフォンやベリンゾーナの城壁など、歴史を感じる深みのある町並みでした。大きなトラブルもなく天候にも恵まれ、本当にスイスの自然と建築のフルコースをいただいたような旅でした。
( 宮原 記 )