平成24年 9月 定例会『木製建具について知る』
日 時 | 平成24年 9月 26日(水) |
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場 所 | 株式会社 山崎 建具デザインショールーム+φ(ティオー)及び本社 ( アフターセミナー :ラ・チューリップ ) |
参加人数 | 33名 ( アフターセミナー : 18名 ) |
セミナー
10:00~10:10 会長のあいさつ、社長さんより一言
10:10~11:30 2班に分かれてショールームと工場の見学
11:30~12:00 セミナーと質疑応答
12:30~14:00 アフターセミナー
まずはショールームで集合し、会長のあいさつの後、社長さんより一言。そして、急遽スケジュールが上記のように変更になったことを説明。移動は役員+αの車で乗り合わせによる移動。その際に定例会を途中で抜けられる方や時間に余裕がない方に配慮して案内をした。
工場見学
工場に一歩踏み入れると、木のいい香りが漂い、何だか癒される。 工場内は大きく分けて洋風建具と和風建具の2つの生産ラインに分かれていて、若い方からベテランの方、また男性だけでなく女性も働いておられ、幅広い感性と技術をものづくりに生かす姿勢が感じられた。そして、穴あけや切込みなど精度の求められる加工の多くは機械作業で行われているが、機械の設定は経験や知識に基づき研究されていることがわかった。
ショールーム見学
無垢材の良さを活かしつつ、異素材との組合せを上手に取り入れたデザイン性の高いもの。 従来の素材そのままで、貼り方を変えたりや色彩を加えることで、新しさを感じられるもの。 通風や可動式など、機能面も優れているが野暮ったさを感じさせないもの。 シンプルで使いやすい、ハンドルや取手の選定。 時にはデザインに溶け込み、時には遊び心のある引手。 など、魅力的なものがたくさん詰まったショールームでした。
セミナー
一般住宅から公共施設まで、たくさんの施工事例をスライドで見せていただきました。 その中から、社長さんの建具や業界に対する熱い思いも伝わり、そういった気持ちが『質のいいもの』を生み出すのだと改めて思いました。
感想
近年、経済状況が悪化する中、予算も厳しく、敬遠しがちなオーダーメイドの木製建具ですが、まずは一箇所だけでもお気に入りの建具があれば、その家に対する愛着もぐっと深くなるような気がしました。
( 岩泉 記 )