平成28年 12月 定例会 『美しい食と盛り付け』
日 時 | 平成28年11月28日(月) |
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場 所 | 日本料理 山崎 |
参加人数 | 12名 |
セミナー
12月定例会は本年、5月に公開された「ミシュランガイド富山・石川2016特別版」、その中で、富山・石川の両県で唯一の最高ランク「三つ星」に輝いたお店の日本料理「山崎」をお伺いしました。
いつもは講習会形式で行う定例会ですが、12月定例会の『美しい食と盛り付け』は自然の美しさや季節の移ろいを 食 器 で表現されるという 「日本料理」。その日本料理を まずはいただき、目でみて、味わって、日本料理の奥深さを体感してきました。
月ごとに 献立をかえられるというこのお店。この日は11月の献立で、しかもこの日が11月献立の最後の日。鰤しゃぶの美味しい季節ということで、旬をいただきました。
お料理は先付からはじまって、椀物、お造り、箸休めの棒鮨、小鉢、焼き物、しゃぶしゃぶ、煮物、大根ごはんとお味噌汁、デザート、甘味のぜんざいでした。
アフターセミナー
11月は 『炉開き』の月で 茶道では、11月を「茶人の正月」と呼ばれるそうです。この「炉開きのお祝い」に欠かせないものが、お茶はもちろんですが、「善哉」なのだそうです。「炉開きのお祝い」にあわせて、床の間のお軸もおめでたいものがかけられていました。器にも、紅葉から、冬にむかう季節が、繊細に表現され とても豊かな時間を過ごすことができました。今回は日本料理を通してですが、日本特有の季節感表現の美しさ、繊細さ。おもてなしの細やかな心づかいを感じることができました。
一期一会という言葉がありますが、一期一会を大切にした日本文化の美しさを再認識しました。
( 広野・上田 記 )