平成29年 6月 定例会 『モザイクタイルの魅力』
日 時 | 平成29年6月21日(水) |
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場 所 | リクシル富山ショールーム アフターセミナー : グリエTANIGUCHI |
参加人数 | 会員 28名 アフターセミナー : 22名 |
セミナー
株式会社リクシル 富山ショールームにて、社内講師 川原 舞子氏によるタイルの魅力についてスライドを交えて、講義がありました。
イタリアで開催された、CERSAIE(チェルサイエ)タイルの見本市のレポートでは日本食の流行を受けて、築地を意識したコーディネートでをおしゃれに見せている例や外国の方が和を意識してデザインしているのをお聞きし、以外に感じ日本人であることが、誇らしくなりました。
開発のお話では、今流行のインダストリアルデザインということで、白く曲面のあるタイルやカラー目地でシンプルなタイルに明るい色の目地を合わせたり、敢えてタイルを斜めにして、目地の面白さを強調したり、外国では大きなタイルがはやっているが、国内では大きな物を作れる工場は無い為、外国にシェアを取られていること、玄関ポーチタイルは300×600のサイズが流行っているとの事で、仕事に生かせたらと思いました。
施工上の注意点として、モザイクタイルのガラス製品は直火が当たる場所は避けてほしいし、ガラスの性質上割れたら危険だそうです。きれいなタイルなので、ニッチの奥等割れにくい場所がよさそうです。
新商品として、目地が最初から作ってあり、カットして貼れるモザイクタイルの紹介がありました。モザイクタイルがたくさん見たいという、要望を叶えて下さり、大量のタイルを手に取って見る事が出来、とてもよかったです。
アフターセミナー
おしゃれなお店でお腹も満たされました。
大きなお肉を自分で焼いて食べるスタイルでした。
先生とはセミナーに引き続き、お話を聞きながら、お食事が進みました。
川原先生はリクシルのタイルの商品部にずっとおられ、ヨーロッパの展示会や、雑誌等を見て分析し、商品の開発に生かしておられ、カタログに載せる写真などを手がける部署に今はおられるとの事です。実験を繰り返したり、商品の素材などを開発する部署が他にあります。
見て、研究して、実際の商品に落とし込むのは大変ですごいですねとお話すると、たくさん雑誌等を読んで、頑張っていますと明るいお返事でした。
焼き肉を焼いて食べるのに時間がかかるので、その間ゆったりとお話をお伺いする事が出来ました。
( 菊池 記 )