平成29年 7月定例会『オーダーキッチンと暮らす家づくり』

日時	平成29年7月13日（木）
場所	サンフォルテ研修室305号室アフターセミナー：ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ環水公園
参加人数	会員 27名アフターセミナー： 23名(参加者 21名 / 講師 2名)

セミナー

7月の定例会は、これまでお施主様との打合せで、ご要望を伺いつつも、打合せの不安や、施工に不安がつきまとい、ななかな提案できなかった、オーダーキッチンについての勉強会です。
講師には新潟燕三条で家具工房されています、『家具工房クレアーレ』の鳥部様、木原様におこしいただき、お話をしていただきました。
新潟中部は日本を代表する金属加工製品の一大産地で、ステンレス製品の加工業者が数多く立地するところです。クレアーレ様でも　鉄やステンレスなどをあつかってきた　その知識をいかして、『無垢の木とステンレスなど金属を生かしたフルオーダーキッチン』の製作されていらっしゃいます。
セミナーでは、オーダーキッチンのご要望をうけてから、打合せ受注、製作される様子をお話してもらいました。
ＨＰより、直接　注文があることが多いとのことで、納品は新潟県内に限らないとのこと。
東京など首都圏での納品や、思いがけず遠方での納品になることもあるとのことでした。
首都圏での納品には、商品の搬入にとてもご苦労されていることも伺いました。
受注形態については、建築会社からの発注による、下請けで納品することより、施主様から、直接お問い合わせ～打合せ～ご注文の流れのことの方が多いというのも、驚きでした。
その分、施主と細かな打合せをされていらっしゃるご様子は、まさにインテリアコーディネート。
扉、天板の素材、樹種、色の組み合わせといった打合せをされているお話は、ＩＣとしてとても参考になりました。
オーダーキッチンというと、アフターメンテナンスのことが懸念されたのですが、打合せと施工が同じものがしてるのでそこはご安心ください。との言葉に安心感を覚えました。
これまで、設備機器キッチンについてはキッチンメーカーのシステムキッチンというのがこれまででしたが、クレアーレさんのような、コーディネートのところまで、考えてくださる作り手のプロがいてくだされば、今後はキッチンを　メーカーのシステムキッチンにするのか、オーダーキッチンなのかという選択するところから、家づくりをスタートすることができるのではと思いました。
それにより、よりこだわりの高いお施主様のご要望に応えることができるのではないかと思いました。
施工事例の写真を見せていただくと、オーダーキッチンのある家というのは、無垢の扉が家具のような存在感があり、それだけてかっこいいな～と思いました。
『無垢の木の扉×ステンレス』の組み合わせは他のインテリアとのマッチングもよく、「オーダーキッチンと暮らす家づくり」　をぜひに提案してみたくなりました。
「富山にもお仕事にきますよ～」とおっしゃってくださる、クレアーレさん、ぜひご一緒にお仕事したいものです。
家具工房クレアーレオーダー家具・オーダーキッチン
http://www.creare-f.com/

アフターセミナー

アフターセミナーは　2016年12月にオープンした　ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ環水公園。
薪の窯でやくピザが美味しいそうです。
セミナーに参加いただいた、ほとんどの方がアフターセミナーにも参加していただき、講師の鳥部様、木原様もご一緒いただき、賑やかなイタリアンランチになりました。
セミナーでの質疑応答の時間もたくさんの質問がありましたが、まだまだ聞きたいこと、お話したいことはつきないようで、会話も弾みました。
環水公園が見渡せるロケーションで、天井が高く、広々とした店内に　長テーブルを2例に配置していただき、参加の方の顏が見渡せる　楽しいアフターセミナーでした。

( 広野記 )