令和元年 9月 研修旅行 『京都でふれる美の本質』
日 時 | 令和元年9月10日(火)~11日(水) |
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場 所 | 1日目 : リッツカールトン、京都不率陶板名画の庭、平安神宮、ロームシアター、Master Recipe京都祇園店、tazuru annexのいて川床料理、ザ・サウザンド京都 2日目 : 三十三間堂、サントリー山崎蒸留所ツアー |
参加人数 | 11名 |
研修旅行
ICCトヤマの国内研修旅行は初秋の京都にバスを貸し切り、11名で参加しました。
〇リッツカールトン京都ランチ
鴨川のほとり、東山三十六峰を一望でき京都の伝統を映したラグジュアリーホテルにて懐石料理を堪能。
レストランのオープンまでホテルのラウンジにてくつろぎました。
参加者の皆さんはホテルの豪華さ華やかさ、そして繊細さに目を奪われていました。
お料理も愛でて美しく、食して美味しく、器まで考え抜かれた京都の伝統とリッツの革新が融合したすばらしいお料理でした。
ホテル内にはパティスリー界に新たなセンスをもたらすピエール・エルメ氏のインスピレーションがまるごと詰まったマカロン、ショコラや焼き菓子を販売する直営店も!
〇京都府立陶板名画の庭
京都府立陶板名画の庭は、名画の美しさをそのままに再現した丈夫な陶板画を安藤忠雄氏設計の施設に展示するもので、屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です。
京都の街中にある施設ですが、隣には植物園もあり、街中の喧騒を気にせず屋外でゆっくりと建物と名画を鑑賞しました。
〇平安神宮
平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。
平安神宮に到着したと同時に雲行きがあやしくなり、遠くの空では稲光が、、、
ご朱印・お参り・お守り購入と足早にすまして屋根のあるロームシアターへ。
〇ロームシアター京都
京都府内で唯一2,000席の座席を越えるホールである。
2003年には、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定。
開館時の設計は前川國男氏
2016年に大型改修を建築家・香山壽夫氏が担当
〇Master Recipe 京都祇園店
WORLD CONTEMPORARY CRAFT(ワールドコンテンポラリークラフト)をキーワードに世界中から様々な工芸品を探し出し届ける。
素材、人、技、歴史や産地に裏付けられたストーリーにモノの個性を最大限に活かした「美しさ」、発見のある「新しさ」という二つのレシピを加えいくフランフランの新しいコンセプトのお店です。
店舗デザイナー森田恭通 もりたやすみち
GLAMOROUS co.,ltd代表 国内外で活躍する、日本を代表するデザイナー。
ホテルチェックイン後少し時間があったので自由時間にしました。
気になっていたマスターレシピさんへ行きたいと話したところ全員一致で行くことに。タクシー3台で大移動です。
〇tazuru annex仙鶴
いよいよ待ちに待った夕食です。
夕食は京都鴨川の川床料理 tazuru annexさんはテーブルで川床料理を食べるモダンスタイルでした。
川床料理初体験の方々ばかり最初から大興奮。
スタッフさんの対応もとても良くみなさんさらに大はしゃぎ!
シャンパン3本空ける大判振る舞いでした。
川床の後はみなさん思い思いに別行動。
もちろん先斗町に出向く方々も、、、。
〇ザ・サウザンド京都
千年の都・京都の知恵や美学をヒントに、訪れるゲスト個々のゆとりや心地よさを提供する、「パーソナル・コンフォート・ホテル」
出迎えてくれるファサードはオシャレで京都美をしっかり堪能できます。
ロビーに抜けると大空間に圧倒され、なおかつ様々な美術品・芸術品が展示されています。お部屋も素敵でICの旅行にぴったりでした。
〇国宝 三十三間堂
正式名は、蓮華王院で、その本堂が「三十三間堂」と通称されます。
これは、東面して、南北にのびるお堂内陣の柱間が33もあるという建築的な特徴によります。
「三十三」という数は、観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数を表しています。
国宝 千手観音坐像
国宝 千体千手観音立像
国宝 風神・雷神と二十八部衆
建物だけではく、中に安置されている仏像も「国宝」というとても厳かな場所でした。
千体の千手観音像は圧巻ですが、それ以上に存在感のある千手観音坐像、風神・雷神をはじめ二十八部衆など見所満載でした。
〇サントリー山崎蒸留所ツアー
ジャパニーズウィスキーの最高峰「サントリー山崎」を醸造している山崎蒸留所内を見学でき、その後自分好みの美味しいハイボールを作れるツアーに参加しました。
蒸留所内は一部メンテナンス作業で見学できない箇所はありましたが、実際の作業をしている方々の息遣いが伝わってくる距離での見学は非常に興味深かったです。
山崎という地は湧き水がきれいで、ウィスキーづくりに最適な湿度もあるそうです。
工場見学では山崎の歴史から始まり、ウイスキーづくりの工程をウイスキー館にて学び、その後工場ツアーに出発しました。
工場内はウイスキーには最適といわれる湿度が人にはかなり不快でしたが、技術者の方々はウイスキーづくりにプライドを持っておられ、もくもくと作業されていました。
工場見学後はお楽しみの「ハイボールづくり」です。
「山崎」の構成原酒(非売品)をテイスティングしたり、アルコール度数のことなるウィスキーで自分好みのハイボールを美味しいおつまみとともに味わいました。
〇アサヒビール大山崎山荘美術館
アサヒビール大山崎山荘美術館は、関西の実業家・故加賀正太郎氏が大正から昭和初期にかけ建設した「大山崎山荘」を創建当時の姿に修復し、安藤忠雄氏設計の新棟「地中の宝石箱」などを加え、1996年4月に開館しました。
っを見学する予定でしたが、まさかの休館日!
みなさんすみません、、、。
っということで、帰路につくことにしました。
( 平野 記 )