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英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

「今年のターナー賞は誰が獲る?」毎年秋、英国の人びとの話題にのぼるのが、ターナー賞のゆくえです。現代美術界で最も重要な賞の1つといわれる同賞の授賞式はテレビ中継され、翌日の新聞で受賞者が大々的に報道されるなど、英国の国民的行事となっています。本展はそのターナー賞の歴代受賞者すべての作品を一堂に集める史上初の試みとなり、英国現代美術の流れをたどりながら、世界の最先端にあるアートの息吹を感じることができる展覧会です。ロンドンのテート・ブリテン(*)で1984年から開催されている「ターナー賞」は新しい美術の振興を目的とするテート・ギャラリーのパトロン団体、「新しい美術のパトロン」によって1984年に創設。名前は日本でも有名な英国人アーティストのひとりジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)に由来しています。絵画、彫刻、写真など既存のメディアに縛られないユニークな賞として年1回、数名のアーティストをノミネート(50歳未満の英国人及び英国在住者が選考対象)し、その作品を展示。最終選考で1人の受賞者を選出しています。

*英国の国立美術館・旧テート・ギャラリー。1897年開館、2001年改称。「ターナー賞」展は2007年度のみテート・リバプールで開催。

< Webサイトより抜粋 >

会 場 : 森美術館

会 期 : 2008年 4月25日(金) ~ 2008年 7月13日(日)

入館料 :

一般1,500円、学生(高校・大学)1,000円、子供(4歳~中学生)500円
※表示料金に消費税込。
※本展のチケットで「MAMプロジェクト007:サスキア・オルドウォーバース」展、展望台 東京シティビューにもご入館いただけます/ご利用当日のみ有効。

 

○ 詳しくはホームページをご覧ください。